武士の一分(いちぶん)
監督山田洋次、主演木村拓哉の「武士の一分(いちぶん)」という映画が話題になっている。
武士というからには時代劇なんだろうな、キムタクが時代劇かー、「ぶっちゃけ」とか「待てYO!」とかのキムタク演技が時代劇ってどうなんだろう、くらいの興味しかなかったのだけど、こないだ偶然ポスターを見かけた。

なんとそこには文鳥が!文鳥が!

(拡大図)
おお!このお姿は正しく文鳥様!
ついに文鳥がフィーチャーされる時代が来たか。
文鳥に目を付けるとは、山田君もなかなかのセンスをお持ちで。
これからも文鳥を世に広めるために、益々活躍してくれよワッハッハ!
と感激して公式サイトにすっ飛んで行ったら、やっぱり重要アイテムなのかサイトのあちこちにつがいの文鳥があしらってある。
中にはこんな美しい超ドアップの写真も。

(公式サイトより)
しかし、なんだろう。この微妙な違和感。
なんかおかしい。なんかおかしい。
あれ・・・?
これって・・・シナモン文鳥じゃね?
【シナモン文鳥】
1970年代にオランダで作出された品種。頭と尾は褐色、背が灰褐色で、並文鳥の色を茶色くしたような色彩を持つ。メラニン色素が欠乏しているため、赤目である。
武士の時代に、シナモン文鳥いねぇぇぇえええ!!!
なんかおかしいと思ったー。
だって、色が全然合ってないもの。
時代劇の配色に、この淡いクリーム色が全然合ってないもの。
山田くーん、なにやってんのー。
江戸時代にはシナモンなんていないっしょー。
はい、時代考証からやりなおしてー。
座布団全部持ってってー。
ていうかね!江戸時代に庶民に愛された文鳥は桜文鳥なの!(※厳密には並文鳥)
薄墨色の体と紅色の嘴、白と黒のバランス、そういう絶妙なカラーリングが日本人好みだったの!
日本画に描かれていても全然おかしくない鳥、それが桜文鳥なの!
なぜ使わん!山田君はなぜ桜文鳥を使わんのだ!
桜文鳥を代表して、太陽王ちょこりきも怒ってるぞ!

オレをキムタクと共演させろー。
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コメント
すごいジュンちゃん! 確かにその通り!! ちょこりきちゃんの方がはるかに時代劇にマッチしてます!!
そーかー。なるほどー。色彩ってそういうものだね。
投稿者 ダニー : 2006年11月08日 18:04
しっかりしろー、洋次い!
それじゃあ「武士の一分捨つ(面目が潰れる)」じゃねえか(笑
わたくしも文鳥の中で一番美しいのは、
ちょこりき殿下のような桜文鳥だと思いますわ。
投稿者 よっすい : 2006年11月08日 22:21
うぉ、凄い!よくぞ気がつかれた!
歌舞伎の装いのような絶妙な色彩だもんね。
で、ちょこりきの役柄は何でしょう。
考えると飽きないわ〜。(笑)
投稿者 らりるれ : 2006年11月08日 23:03
ジュンさんの眼力は相変わらずすごいと思った。
業界用語でゴイスー。
相変わらずちょこりきは可愛いと思った。
鳥飼いたいけど、自分の世話もままらないのに(略)・・・
近所に鳥屋があるのだけど目があってしまいそうでいけない・・・
投稿者 ろりこ : 2006年11月08日 23:33
先に謝ります。江戸時代には桜文鳥もいませんでした。ゴメン。
何故なら桜文鳥の桜というのは、胸の部分に桜の花びらを散らしたような白毛(パイド)がある所以なのだけど、そのパイドは白文鳥と掛け合わせることによって発生するのです。で、白文鳥は明治時代に産出されたものなので、必然的に桜文鳥も明治以降のものということになるのです。
江戸時代にいたのは、並文鳥という原種です。見かけは胸のパイド以外は桜文鳥と同じです。
ただ、現在は並文鳥はワシントン条約で保護されていて、日本に輸入されることはありません。だから山田君が映画で使うこともできません。
そこでちょこりきの出番ですよ!
まぁそんな感じで、文鳥豆知識を披露してみました。オホホホ。
>ダニーちゃん
想像してみて。淡紺のかすりの着物を着流した町人が竹かごをぶら下げて城下町を歩いている姿を。そしてその竹かごの中にちょこりき。ああ、ステキ。ステキ過ぎて、想像の中の町人に惚れる。今世間ではやっぱり白文鳥(全身真っ白で赤い嘴)が人気なのだけど、私は桜文鳥のあの色使いが好き過ぎる。浮世絵に小道具として是非描いて欲しかったですよ。
>よっすい
「武士の一分捨つ」って言うんだ!知らなかったーほぉー!でもさ、さっきも書いたけど、世の中の人は白文鳥が好きなんだよねー。「文鳥様と私」で言う所の福ピー(美しいオレ)。今先生の家でもナイゾウくんやささめが不人気なんだよねーなんでかなー。でも文鳥ってもともとジャワ島出身。あのカラーリングで南の国出身って、今でも信じられない。
>らりるれ嬢
歌舞伎!そうそう!あの、派手なのに派手とは違うカラーリング!そういう日本的な趣向と桜文鳥って合ってる気がするー。で、映画の中のちょこりきの役割ですが、やはりキムタクの心の友としていろいろ助言する役がいいなー。「オマエ、そんな口の聞き方じゃダメに決まってんだろ!」とか「髪が鬱陶しいから切れよ!」とか。いやそれは私の心の叫びだった。という訳で映画観て文鳥の役割を確認してくる所存です。
>ろりこっち
でもさ、ろりこっちだって、猫のことならいろいろおまかせ!じゃん?同じだよー。文鳥のことはいろいろ調べたから気付くだけで、すごくないすごくない。でも、犬や猫に比べて鳥ってものすごいデリケートなんだよね。1日食べないとすぐ死ぬし、病気になってもすぐ死ぬし、かなりワガママだし。だから近所の鳥屋さんに行くのは禁止!ろりこっち、まずは自分のためにゆっくりのんびりして下さいな。オレからのお願い。
投稿者 ジュン : 2006年11月09日 20:28









